キッズヨガって一体なに?

 
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最近の子どもたちは、テレビや携帯電話、iPad、そして偏在しているインターネットの中で、画像やソーシャルネットワーク、それからひっきりなしに入ってくるニュースや記事、動画やgifs (ジフ)に絶えずつながれています。

テクノロジーの便利さ(入手しやすさ)は、若い世代が身体を動かすことよりも座ることを促進させているだけではなく、過度に刺激を受けていることによって、新しい情報を迅速に処理し選別するために神経系が過負荷状態あることを意味しています。

では、子どもたちにとってこれはどんなことを意味しているのでしょう? 運動不足が引き起こす身体的な悪影響は、肥満や慢性的な健康問題 (糖尿病、心臓病、癌を含む) 以外にも、座っている時間が長かったり、(画像を)見たり、(画面を)スクロールしたりすることは根本的に子どもたちの脳を変えています。それは、考え方や内省する方法、そして情報を処理する方法、さらには思考や感情を抑制する方法をも変えてしまいます。これは、感情や社会性の発達、そして長期的な成功に大きな影響を及ぼしてしまうでしょう。

テクノロジー時代に生きていることに利益がないということであったり、またはインターネットをこれを最後に禁止するするということは現実的でもなければその必要もありません。しかしながら、子どもや十代の若者の健康な発達に責任のある大人の私たちは、どのようにしてこの現在の環境 (ドカ見やスナップチャット時代)で子どもたちの健康と幸福をサポートできるのか真剣に考えなければなりません。成長途中の脳へのサポート方法について現在の研究を見てみると、研究で判明した証拠はマインドフルネスの方向を指しています。

マインドフルネスの実践は、個人の内面に注意を向け、不安や非生産的で気持ちを散らす思考のつながりに惑わされることなく、今おかれたその瞬間に集中することを支援することで、忙しくて騒々しく、またストレスの多い私たちの生活に与える影響を阻止します。そうすることで、マインドフルネスは脳の重要な神経結合を強化し、記憶や自己統制などの認知機能を向上し、一方で、不安や反応性につながる神経のネットワークの部分を縮小させます。脳が発達の真っ最中である子どもにとって、マインドフルネスは特に効果をもたらします。脳は筋肉のようなもので、マインドフルネスを実践すればするほど、より多くの効果を得ることができるのです。

ヨガは、脳に変化を与える力を持つマインドフルネスを、いい気分にさせる力を持つ動きと結びつけます。意識的に行う呼吸と動作を通して、ヨガは、自己効力感を高め、柔軟性、強さ、そして持久力などの体力測定値を向上させながら、集中力と自制心を構築します。幼少期の肥満は流行の割合に達し、全国 (アメリカ) で授業時間を増やすために休み時間や体育時間が削られている中で、ヨガは内面・外面両方における健康の有望な万能の解決法となるでしょう。

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これは、慢性的なストレスやトラウマに直面している子どもや十代の若者に対してはなおさらそうだと言えるでしょう。全ての人が日々の生活においてある程度のストレスや逆境を感じていますが、自力で対処できる能力をはるかに超えたストレスやトラウマ (ネグレクト、虐待、暴力を含む) に直面している子どもや十代の若者たちにとって、マインドフルネス実践は、脳に与えるストレスの有害な影響を和らげることができます。このような状況下にある子どもたちにとって、ヨガは、レジリエンスを構築する道すじの一部となり、不安な気持ちを軽減し、授業に集中し、学校に留まり、そして自尊心を育む助けとなり、大きな変化を生むことができるでしょう。また、ヨガは支援的で協力的なクラスで実践されると、思いやりや共感などの対人関係スキルを養い、マットの上でもマットを離れても、子どもが自分自身と他人との関わり方を豊かにすることができます。

一呼吸ずつ、ヨガは、子どもたちへ自分の考えに対する支配権を与え、身体との関係や動きへの理解を支援し、そして行動や反応に対してコントロールすることを教えます。これは、長期的に多大な影響を与える変容的なライフスキルの練習です。一見ただ身体をストレッチさせているようにしか見えないかもしれませんが、実際、ヨガはそれ以上のものであり、そのことを証明する証拠もあります。ヨガは子どもの人生を本当により良いものへと変えることができ、明日の健康に貢献します。人生を変える第一歩を踏み出しましょう。